バセドウ病の自分が、妊娠した時のカラダや検査の経過についてまとめています。
もくじ
妊娠経過とバセドウ病 数値&症状の変化は?
妊娠中のバセドウ病は、「可もなく不可もなく」でした。
でも、毎月1度の血液検査は、変わらず受け続けています。
血液検査の数値、妊娠中のバセドウ病の症状の変化、そして首の写真、それぞれを振り返ります。
妊娠中のバセドウ病の数値の変化
まずは、血液検査の数値の推移です。
T3 | TSH | 備考 | |
2015/11 | 4.9 | 0.1 | 妊娠1ヶ月 |
2015/12 | 6.6 | 0.1 | 妊娠2ヶ月(発覚) |
2016/1 | 8.6 | 0.1 | 妊娠3ヶ月 |
2016/2 | 6.0 | 0.1 | 妊娠4ヶ月 |
2016/3 | 妊娠5ヶ月 | ||
2016/4 | |||
2016/5 | |||
2016/6 | |||
2016/7 |
※日付は測定日を基準にしています。
血液採取の1ヶ月後に結果を聞いているので、ブランクがあります。
チウラジールは6錠のまま継続
「妊娠したらバセドウ病の症状が改善する場合がある」とよく聞きます。
妊娠中期ごろからは、胎児のことを攻撃しないように、抗体の分泌が抑えられるので、それに伴って甲状腺ホルモンの分泌も抑えられる(かもしれない)からです。
ですがわたしの場合、妊娠初期にむしろT3の値が上がってしまいました。
このときバセドウ病の主治医に「チウラジール9錠にしましょうか。」と言われましたが、拒否しました。笑
正常値の上限4.0のT3が「8.6」と言うと、少し値が高いように思いますが、自覚症状はほとんどありません。
もし妊娠中期に突然T3がガクッと下がって、それでもチウラジールを多量に飲み続けていれば、一時的に「甲状腺機能低下症」になってしまう可能性もあります。
(そちらの方が危険!)
ということで、チウラジール6錠で、高め安定のところで様子見中です。
妊娠中のバセドウ病の症状の変化
妊娠したからといって、劇的に体調が変わったかといえば、そんなことは全くありません。
若干疲れやすいかなぁ、ということぐらいですが、これはバセドウ病のせいなのか、それとも妊娠したからか、ただのナマケモノだからか、それは全くわかりません。笑
一番辛いのは、チウラジールの苦味です。
チウラジールって、もともと苦くて臭いのは知っていたんですけどね。
妊娠中は、味覚嗅覚が敏感になるんです!
チウラジールの口内の滞在時間を、できるだけ短くするように心がけてはいるのですが、どうしても口の中に苦味が残ります。
これはつわりのとき、本当にしんどかった。。
結局、解決策は見いだせていません。(誰か教えて~!)
バセドウ病治療中の妊娠で、胎児の成長に影響はある?
おなかの赤ちゃんの様子は、いたって普通です。
産婦人科の先生からも、「大きさは平均的で順調です。心配ありません。」と言われています。
ちなみにわたしの通う産婦人科は、3Dのエコーなので、顔まではっきり見えます。
その他、産婦人科での血液検査では、肝機能に若干の問題があったものの、気にするほどのことえはないとのことです。
肝機能はもしかしたら、チウラジールの副作用かも知れないとのことですが、問題なく今でも飲み続けています。
血糖や血圧などにも今のところ異常はなく、ごく普通の妊婦です。
脈拍だけは高くて看護師さんにびっくりされますが、それぐらいです。
(110とかそれぐらい。)
妊娠中の甲状腺(首)の写真
さてさて、これが現在の首の様子です。
まぁ、相変わらず腫れてますね。
初期の頃に比べれば、ずっと良くなったようには思いますが、まだまだ甲状腺の腫れはひきません。
まとめ
今のところ、バセドウ病でも順調に妊娠継続しています。
4月中に妊娠24週になりますので、ついに妊婦検診も2週間ごとになっていきます。
しっかり検査をしながら、様子を見ていこうと思います。