「もしかしたらバセドウ病かも?!」と思った方に向けて、様々な疑問点をまとめます。
- 何科のお医者さんに行くのか
- どんな検査をするのか
- 検査費・治療費はいくらかかるのか
わたしが、バセドウ病と診断されて、実際に病院に行ってみてわかったことについて書きたいと思います。
もくじ
バセドウ病の初心は何科に行けばいいの?…内科!

甲状腺って、健康に暮らしている人にとっては、未知の領域ですよね。
甲状腺の専門というと、「甲状腺内科」、「内分泌科」などがあります。
ですがわたしの家の半径5キロ以内に、そんな甲状腺の診療に特化している専門のお医者さんはありません。
甲状腺の専門科があったとしても、総合病院。
紹介状がなければ普通はかかれませんし、個人的には「そんなに重症じゃない!」とも感じていました。←実際には重症。
それなら、「かかりつけ医に相談してくださいね!」とよく言いますが、健康な人にとっては、かかりつけ医もなにもないですよね。
だって普段、病院なんて行かないし。行く用事ないし。
結局、わたしがまず出かけたのは「内科」でした。
近所にある、いわゆる「町医者」です。

「甲状腺の検査をして欲しい!」とハッキリ伝えると話が早い
もしも首(甲状腺)が腫れている状態でしたら、
「甲状腺が腫れているようなので、検査したいです!」と単刀直入に伝えましょう。
動悸や息切れ、手の震えなどが気になる場合も、「甲状腺の機能が心配です!」とハッキリ伝えましょう。
甲状腺の不調は体中のいたるところに現れますが、その症状は他の病気や体調不良などでも現れる症状ばかりです。
普通の血液検査をしても、甲状腺の数値を測ることはあまりないので、「甲状腺の機能が心配だ!」と宣言することで、検査結果まで遠回りせずにすみます。
もし結果的にバセドウ病ではなかったとしても、検査をしてみれば安心ですし。
自分の感じている不調や不安を、しっかりお医者さんに伝えるのが大切です。
バセドウ病の疑い!初診のときの検査はどんなもの?
バセドウ病発覚までの検査は、以下のとおり。
- 問診
- 首の腫れの部分の触診
- 甲状腺のエコー(超音波検査)
- 血液検査(結果は後日)
バセドウ病の疑いがあるわたしがまず受けたのは、「問診」と、「首の腫れの部分の触診」でした。
そもそも甲状腺は、通常の健康体だと外見からはわかりません。
ですので、先生が腫れてるかどうか目で見て、触って確認していました。
次に、エコー(超音波検査)です。
これは、悪い腫瘍(ガン)などがないか確認するとのことです。
私は月2回通院していますが、このエコー検査をしたのは、最初の1度だけでした。
最後に、血液検査です。
甲状腺の血液検査をすれば、甲状腺の異常のほとんどすべてがわかります。
大きい病院でない限り、結果は3~4日後に出ますので、血液検査をしたその日に結果はわかりません。
健康診断などの血液検査は、甲状腺の値は基本的には検査項目には入っていません。
甲状腺については、病院であらためて専門の血液検査をしてみないとわからないのです。
初診の費用は”お高め”なので注意が必要
初診の際は、エコー(超音波)と血液検査が重なったため、医療費はそれなりに高額でした。
約6,000円ほど。
ちなみに、甲状腺機能の血液検査は、普通の血液検査より少しお高いようです。
薬の副作用の検査も同時にやれば、お会計は都度3,000円弱…けっこうイタイ出費です。
それでも一度の医療費でいちばん高額だったのは初診の時だったので、その後はそんなに構えなくても大丈夫です。
