バセドウ病という持病を持ってしまうと、定期的に血液検査をする必要があり、その検査結果にしたがってチウラジールという治療薬を毎日(もしくは隔日)に飲まなければなりません。
バセドウ病が発覚した際は、自分のカラダも心配ではありましたが、それよりも「どれぐらい医療費がかかるの?」という不安がつきまといました。
バセドウ病の発覚当時、第一子である長女を出産したばかり。
収入もないのに、バセドウ病の治療費がかさむなんて…。

でも結論から言えば、バセドウ病の治療費だけでは、確定申告の医療費控除額10万円には全然達しませんでした。
治療開始1年間でバセドウ病でかかった医療費をまとめます。
手術はなし。血液検査と、投薬治療の場合の金額です。
通う医療機関によっても、多少かわります。また、この1年以上にバセドウ病の治療費がかさんだ年は、今のところありません。
もくじ
通院は月2回、チウラジールは毎日6錠飲んでいた
バセドウ病の発覚当初の通院は、かなり重症だったこともあり、月2回でした。
月末に「血液検査」、その結果を聞きに月初に病院に出かけ、「血液検査の結果&処方箋をもらう」という流れ。
処方箋は1ヶ月分で、また月末に血液検査…というサイクルです。
バセドウ病の治療薬として飲んでいるチウラジールは、毎日6錠。
わたしの場合、子どもがもう1人欲しかったので、すぐに手術ということはなく、ほそぼそとチウラジールを飲みながら様子を見るという治療法でした。
バセドウ病の治療開始から2年以上経った現在は、3ヶ月分ぐらい一気に処方箋を出してもらっているので、通院頻度が減りました。
バセドウ病治療費の初年の年間合計金額は、53,940円

計算してみたら、バセドウ病の通院代と薬代で、年間53,940円かかっていました。
月で換算すれば、5,000円弱の出費ですね。(実際には月によってばらつきがあります。)
年間5万円を超えるとは・・・。結構医療費がかかったことに絶望です。
普段は、風邪をひいたぐらいでは病院へは行きませんし、今まで大きなケガなども全くしたことがありませんでした。
出産費用を除けば、ダントツ医療費がかかった1年になってしまったわけです。
ちなみに、旦那さんと長女が、この同じ年にかかった医療費は、合わせて1万円ちょっとでした。
やはり持病があって通院していると、医療費がかさむことがわかります。
以下は内訳です。
バセドウ病治療のために通った病院代の合計は、1年間で42,260円

バセドウ病の通院の支払合計は、42,260円でした。
ちなみにわたしは3割負担です。上記の金額は実際に病院で支払った金額です。
- 通常の血液検査の場合、1回につき2,290円ほどの支払
- 副作用の検査を同時に行った場合は、1回につき3,450円ほど(2~3ヶ月に1度)
- 検査結果と処方箋をもらう際の会計は、1回につき1,450円ほどです。
バセドウ病は、血液検査が高いんですよねぇ。。
治療のために購入した薬代(チウラジール1日6錠)の金額は、11,680円
チウラジール代の合計は、11,680円でした。
処方箋は、だいたい1日6錠×30日分で出ます。
1度だけ、1日3錠に減らした月がありました。(が、あえなく悪化して増やされました…)
これは当たり前ですが、1度にたくさん出してもらったほうが結果的には得です。(都度、調剤技術料と薬学管理料がかかるため。)
ちなみに院外処方箋ですので、処方箋薬局があるチェーン店のドラッグストアで、毎回の薬の購入をしています。
残念ながら、バセドウ病のお薬であるチウラジールは、ジェネリック医薬品が出ていません。
早く健康になりたいものだぜ。(2018年もまだ治療中)

実際にかかった医療費と向き合ってみて思ったことは、「健康であるということは、何よりも財産だと思う。」ということ。
もし健康でお医者にかかることがなければ、医療費の支出はないわけですし。通院する時間や、不安な気持ちなんかも発生しないわけです。
もちろん、病気になるということは、予測できることではありませんし、かけるべき病院代を節約するわけにもいきません。
あまりにもだらだら治らなかったら、いずれ手術しようかな…。