バセドウ病って、わたしみたいな30代前後の女性がなりやすいらしいですよ。原因は不明ですが…
30代前後の女性といえば、人生のライフイベントを迎える時期ですよね。
結婚、妊娠、出産…。
そんな大事な時期にバセドウ病にでもなったもんなら、不安がいっぱいですよね。
ということで、実際に投薬治療中に授乳、妊娠、出産、そしてまた授乳を経たわたしが、先生の説明と実体験をもとに「チウラジール飲んでいても赤ちゃんに影響ないか?」についてまとめます。
なお、わたしは医療関係のお仕事などはまったく経験がありません。
自分の治療の経験をまとめる記事になりますので、その点はご了承ください。
もくじ
バセドウ病の治療中…チウラジールを飲みながら妊娠&授乳は問題ないのか?

結論から言えば、わたしの場合、バセドウ病の影響はありませんでした。
投薬治療中でしたが、妊娠出産、そして授乳に関して、自分にも子どもにもなんら悪い影響はなかったですよ。
バセドウ病を発症したと思われる時期は、長女が生後半年ごろ。
すくすく育って、超元気な小生意気なおんなのこに育っています。大きな病気もなく、カラダの作りもがっしり。1月生まれの早生れなのに、同じお年頃のお友達と元気にお話したり、飛び回ったりしています。
その間、次女を妊娠、出産。
T3が落ち着いたのを見計らって、妊娠し、無事出産しました。分娩時間は、たったの50分。またまた元気なおんなのこは、定期検診でも標準体型をキープ。発達もとくに心配なく、よくおっぱいを飲んで、座るより前に這い回るツワモノです。
バセドウ病は、薬さえ合って、症状が落ち着いてさえいれば、日常生活でも、妊娠生活でも、全然気にすることなく過ごすことができました。
しかしながら、通っているお医者さんとよく相談して、毎月血液検査をして、しっかり経過を見守ってきたからこそ、安心してここまで来ているのだと思っています。
以下はその経験の中で、バセドウ病の専門医の先生に、「治療中に妊娠はしていいものなのか」、「赤ちゃんに危険はないのか」など、不安なことを思い切って確認した内容です。
なお、お医者さんによっても見解が違うと思います。参考までにしておいてくださいね!
心配なことは、ご自身の主治医と相談するのが一番です!
バセドウ病でも妊娠すること自体は問題ない

バセドウ病であっても別に「妊娠してはいけない」ということではないそう。
そもそも、「自分がバセドウ病だと知らずに妊娠・出産してしまった!」という方も、わりと多いそうです。
ただし、重症化していると、母体にものすごく負担がかかったり、代謝が良すぎる関係で多少流産のリスクは上がるそう。
ということで、治療中であれば、T3かT4の数値が落ち着いてきたところを見計らって妊娠するのがベスト。
わたしの場足、バセドウ病の治療を始めた当初は、T3の値が高すぎて、放っておくと命の危険があるほどだったために、妊娠を止められました。
治療後6ヶ月程度で、チウラジールの効果もあり、T3の値は下がりました。このタイミングで、妊娠OKとなります。
ちなみに、TSHは0.01以下のままでした。
チウラジールが苦すぎて、つわりのときが辛かった…という余談

飲んでいる方ならわかると思いますが、チウラジールって、クソ苦いんです。言葉が悪くなりました…。
口の中に、なんか得体の知れないクソ苦い味が広がるんです。これが悪阻のときは、めちゃくちゃつらかった。
まだわたしの場合、吐くほどのつわりではなかったので良かったものの、もう本当に薬を飲むのが憂鬱でした。
妊娠すると、そんな悩みが発生するという余談です。
逆に低下症気味のときの方が胎児の影響が心配らしい

わたしの主治医は、胎児へのバセドウ病の影響に関して、「妊娠初期に、甲状腺の機能が低下している方がいけないんですよね~」と、おっしゃっていました。
具体的に何がいけないのか質問すると、
どうも、妊娠初期の赤ちゃんは、自分で甲状腺ホルモンを作れないので、母親の甲状腺ホルモンを分けてあげる状態だそうです。
でも、この時期に母体の甲状腺ホルモンが少ない状態(甲状腺機能が低下している状態)だと、胎児に分けてあげられる分も少なくなってしまって、発育に多少の影響があるという見解もあるそう。
つまり、あんまり薬が効きすぎた状態での妊娠はやめておいた方が無難というところでしょうか。
バセドウ病に関して不妊の心配はないのか?

不妊に関しては、薬を飲んで甲状腺ホルモンの値をコントロール(監視)していれば、そんなに心配すこことはないようです。
先生が言うには、
とのこと。
赤ちゃんを授かるということに関しては、奇跡の世界ですからね…。
甲状腺ホルモンを上手にコントロールできていたとしても、子供が授かれる人もいれば、なかなか苦労する方もいらっしゃるのです。
逆に言えば、薬を飲んでいたとしても、ある程度甲状腺ホルモンの値をコントロールできていれば、なんら健康な人と違いはないとのこと。
しかし、甲状腺ホルモンがものすごく高い人(バセドウ病初期のわたし)は、せっかく妊娠できても、流産しやすいということは否定できないようなので、やはり注意が必要です。
妊娠できたとして、赤ちゃんに薬の影響はあるの?
ここでは、メルカゾールとチウラジールについて書いていきます。
わたしが飲んでいる薬は、チウラジールです。
先生が言うとことによると、「チウラジールは、妊娠中も授乳中も服用しても赤ちゃんには影響はないと言われています。メルカゾールは、妊娠初期に服用すると、奇形が出ることがまれにですがあります。」とのこと。
つまりチウラジールに関しては、妊娠中に服用しても問題ないとのこと。
メルカゾールに関しても、わたしのバセドウ病発覚の際、ネットで調べまくった結果、メルカゾール服用中でも、元気なお子さんを出産されたという方もいらっしゃいました。
副作用や、効き目の関係で、チウラジールではなくメルカゾールを服用されている方もたくさんいると思いますし、ごくまれであることから、メルカゾールを服用していても妊娠可能だと思いますので、この辺はよく主治医と相談することが大切です。
「むしろ薬を飲まないで、甲状腺機能が不安定になる方がずっと危険!」ということは間違いありません。
妊娠発覚!そんな場合はどうすればいいか?
もし妊娠できたとして、どのタイミングで産婦人科と甲状腺の専門医に相談すればいいのかについて。
わたしの場合は、開業医にかかっているので、総合病院と違い、産婦人科と甲状腺の専門医に同時に通うことはできません。
1人目の出産が個人の開業医だったこともあり、甲状腺関係は今のお医者で、出産は長女を産んだ産婦人科にかかるのが希望でした。
その場合、まず妊娠がわかったら甲状腺の専門医に相談するのが正解。
理由は、上にも書いてきたとおり、妊娠初期の甲状腺ホルモンの値が非常に重要であるため。
それに産婦人科に行っても、8週(2ヶ月)前後にならないと、母子手帳の交付はしてもらえません。
それまでは、甲状腺ホルモンを低下させすぎないように薬の量をコントロールしてもらうようになります。
妊娠がわかったらすぐ甲状腺の専門医に相談して、甲状腺ホルモンの値をこまめに検査した上で、同時に産婦人科に通いはじめ、安定期に持っていくという流れが正解です。
バセドウ病治療中でも「妊娠願望」があれば先生に最初から伝えよう
わたしは、治療を始めた当初から、「2人目の妊娠を希望しています!」という意思を、はっきり先生に伝えてありました。
結果的に、検査結果とにらめっこしながら妊娠のタイミングをはかり、妊娠中も毎月血液検査をしながら、安心して出産することができました。
先生の考え方によっても回答は異なると思いますが、わたしの場合、甲状腺の先生も産婦人科の先生も信頼できたので、とくに心配もなく過ごせました。
なんだか不安に思っている状況で、妊娠、出産、子育てとなると、途方もなく長い道のりなので、この辺はお医者さんととくコミニュケーションを取りながら不安を取り除くことが先決かと思います。
ここに、ケロッと出産して子育てしているバセドウ病患者がいると思い、ぜひ気楽に構えて頂ければ幸いです。