ここ最近、可もなく不可もなく…の状況が続いていました。
2015年中の血液検査の結果が出揃いましたので、まとめようと思います。
ちなみに2ヶ月ぐらい前から、先生には「この数値なら、正常ではないけど、妊娠しても大丈夫です」と言ってもらっています。
もくじ
【2015年】血液検査の数値で見る!バセドウ病の甲状腺機能の変化

わたしの異常な甲状腺機能は、チウラジールの服用とともに次第におさまってきています。
それとともに、バセドウ病の自覚症状も落ち着いている状態です。
ただ残念ながら、チウラジールの量は6錠のまま減らせずにいます。この苦いまずい薬を一生飲むんじゃないかと、ときどき不安にもなりますが、人生何があるかはわかりませんので、気長にやっています。
「T3」と「TSH」の推移
甲状腺機能の血液検査の結果を表にまとめます。
T3 | TSH | 備考 | |
2015/3 | - | 0.1 | T4が12.0以上 |
2015/4 | 12.2 | 0.1 | チウラジール6錠 |
2015/5 | 7.1 | 0.1 | ” |
2015/6 | 4.1 | 0.1 | ” |
2015/7 | 10.1 | 0.1 | チウラジール3錠 |
2015/8 | 7.7 | 0.1 | チウラジール6錠 |
2015/9 | 4.7 | 0.1 | ” |
2015/10 | 4.9 | 0.1 | ” |
2015/11 | 4.9 | 0.1 | ” |
※日付は測定日を基準にしています。11月分について、12月に結果を聞いてきました。
※2015年3月分のみ、甲状腺の値を測定した病院が違うのでT4での測定値になっています。
甲状腺の数値の推移の考察
気づいたことをまとめていきます。
TSHが0.1をキープしてしまっている
まず無視できないのは、TSHの値です。
標準値が「0.4~4.0」の範囲内なのですが、0.1のまま変わっていません。
TSHは甲状腺ホルモン(T3、T4)を刺激して、ホルモンを分泌させる役割を担っています。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の人は、血液中に甲状腺ホルモン(T3、T4)が過剰にある状態ですので、TSHは「いっぱい甲状腺ホルモン出てるから、これ以上刺激するのはやめとこ~」ってな感じで、働くのをやめてしまいます。
その結果、「0.1」という低い値をキープしてるのです。
このTSHが少しでも上がらなければ、「バセドウ病が良くなってきた!」とは、到底言えないわけです。
チウラジールを減らすと甲状腺数値が悪化

自分のバセドウ病の症状に、直接の変化があらわれるのはT3(甲状腺ホルモン)の値です。T3の正常値は「2.2~4.1」です。
こちらは、チウラジールの服用とともにおさまってきていますが、7月に3錠に減らした際、どーんと戻りました。
それからというもの、「慎重に変化を見ないといけませんね。」と先生。思い切って薬を減らせずに、今に至ります。
T3は下がっているものの、正常値には入らない
さて、ここ3ヶ月(9、10、11月)については、T3の値が5を切って、快方に近づいてるのかと思いました。
が、しかし!
完全に下げ止まってしまいました。なんでしょうね?薬の耐性でもできてしまいましたかね?こればっかりは、自分の体のことでもさっぱりわかりません。まぁ、ここまでくると、一番ツライ動悸息切れもありませんし、手の震えもおさまっていますので、これ以上T3の値が上がらなければ、それでいいかなという構えです。
体重の増加について
こちらはお恥ずかしいので、表にはまとめませんでした。
現在、バセドウ病のピーク時より8kg多い状態です。現在の体重は、ぽんの妊娠前の体重と同じですので、プラスマイナス0ということにしています。ここ半年は、現在の体重をなんとかキープしています。
まとめ
バセドウ病って、結構しぶといんですね。というのが、正直な感想です。
もしかしたら、メルカゾールを飲んでいればもっと劇的に甲状腺の数値に変化があったかもしれませんが、授乳もありましたし、妊娠も希望しているのでしょうがないですね。副作用が出なかっただけ、幸せと思います。
それでも、当初の希望通り、年内に「妊娠許可」まで持ってこれたのは、一安心です。